頭をぼちぼち使った

今日は朝から数値解析の授業に出て、「挟み撃ち法」というのをやった。
関数の解を数値的に求めるのはこのやり方が簡単である。
アルゴリズムなんて格好いい言葉でいいたくなるけど、やり方はとても簡単。
まず関数についてエクセルか何かで概形を描きます。
その次に、x軸をうまい具合にまたいでいるプラスとマイナスの点を見つけます。
二つの点の中点をとり、それを関数に代入して、いい具合に二つの点の間を狭めていきます。
シーソーの要領で点を狭める計算を続けていけばそのうちに二つの点はある値に漸近します。
その点は、その関数の解です。


日本語が下手糞だし、説明が下手糞だけど、おおよそこんな感じなのが「挟み撃ち法」で、
最後に演習があったけど、関数電卓がなかったので持参していたパソコンのエクセルで計算した。
関数電卓よりはるかにエクセルのほうが性能が良い。計算したセルを残しておけば記憶もできる。
簡単な計算だけど、計算なんてあまりしないから無茶苦茶遅い。
ダメだこりゃ。
教官は「白紙で提出したら点数なんてあげないから!」といっていた。
10回程度反復して、ある程度漸近したから、時間もないのでそこで打ち切り提出したけど、点数もらえるのかしら。
考え方は別に違っていないのだが・・・。
試験もあるだろうから、関数電卓をなくしてしまっている今、買っておかなければならないと思う。
まさか、パソコン持ち込み可の試験なんてないだろうから。


その後、昼は学食に多くの学生が吸い込まれていくのを見てうんざりして、空いている学外のうどん屋に行った。
適当に食べて、図書館によって、朝満足にできなかった歯磨きをした。
それから研究室に行ったけど、今日は別に課題は出ていない様子。
ゼミの発表の準備は一人でしておかなければならない。
することもなかったので、図書館に行って、宿題を片付けようと思ったけど、進まない。
砂川先生の電磁気学を少しばかり読んで、それから回路の補講に出席した。


回路の補講は、前回に続いて教員が「当たり」でとてもわかりやすく為になった。
来週の補講の教員は「外れ」だと思うからあまり期待はしていない。
今日は「テ/ブ/ナ/ン/の/定/理」だとか「ノ/ー/ト/ン/の/定/理」だとかを復習した。
それぞれの定理を一言でいえば、ある回路網を「等/価/電/圧/源」に置き換えたり、
「等/価/電/流/源」に置き換えたりすることである。
電/圧/源は短絡、電/流/源は解放して、「重/ね/合/わ/せ/の/理」を用いて計算する。


昔やったけど、もう5年以上前の知識であったから、良い復讐になった。
記憶がよみがえった。
明日はT/O/E/I/Cの申し込みをする、それからもうひとつ郵便局ですることがある。
あとはゼミ発表をなんとかしなければならない。パワポにまとめるのもしないとなぁ。
課題も二つまだ残っている。
ゼミ発表を入れれば三つか。
課題ばかりがたまる。院試の勉強も開始しないとなぁ。
回路を院試に受かれば数年接することは確定しているし、院試の勉強のためにも次の有名な本を買った。
生協で買ったら600円引きであった。
回路とは仲良くやっていかないと。


電/気/回/路/の演習で、一問だけ友人にコテンパンにやられてしまった。
ドヤ顔をみるととても悔しくなった。
微分ができなかった。悔しい。でもあの類の計算は、なかなか苦手である。
ぱっと思い浮かばないのは、私にそういうセンスが備わっていないからである。
勉強すれば潰せる差である。
しかしながら、数値解析といい自分の計算力のなさを痛感した一日であった。
でも数値解析って、昔から思うけど私のような計算音痴の人間には実用的な知識である。


詳解電気回路演習 上

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詳解電気回路演習 下

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