振り返ると

最近、4留という自分の経歴について考える。
無性にいらいらする。
それで大学のレポートとか書きたくなくなる。


まさに悪いことが連鎖的に起こって、こうなったわけであるが、
ぶっちゃけ将来なんて見えない。真っ暗のように思える。
それで自分や周りに愛想をつかせて、やってられるかとなる。
要するに自分の人生なんてどうだっていいや、ってなってしまうわけである。
自分の人生に対する責任を放棄するわけである。


そうやって何年も生きてきた。
今の大学に来た時点で、なんだか無性につまらなくなって放棄である。
所属していた部活も引退後切った。
なんというか、今ある環境でやっていこうという意思がとても弱い。
そもそもこんな大学来たくもなかったわけだしと、努力放棄。


しかし、そうはいっても今の私の25歳という年齢で、他の道に行くというのも難しいだろう。
多分ここで卒業したほうが、他の道をいまから選ぶよりも幸せかもしれない。
正直、何が何だか分からない状態。
夏休みはマイペースに勉強して楽しかった。ベクトル解析、電磁気学
正直とても楽しかった。


学期になって実験がかさむと、物理の勉強をするのも億劫になってきた。
おまけにキャリア形成の授業なんかで、きらびやかなことを言われるとますますいらいらし始める。
「んなに、人生に期待しちゃいねーよ、馬鹿野郎」っていう捨て台詞を吐きたくなる。
なんというか、夏休みある程度勉強してた頃と、学校で勉強している今と、かなりメンタリティーが違う。
課題に追われたりすると精神的に余裕がなくなってくるのかもしれない。
もちろん実験レポートを書くのが嫌いということもあるかもしれない。


ただ、この学期を乗り切るというのが当面の目標なら、ぐだぐだ言っていても仕方がない。
学期の初めにやるといっていた、電磁気学と電気回路の勉強も進んでいない。
学校が始まると、むしろ「休みたい」「だらだらしたい」という現実逃避的な心が全面に出てくる。
それでもレポートにしても何にしても、「楽しんで出来る」くらいにならないと会社に入ったとしても
「やらされている」という精神状態になってしまって、精神も擦り減るばかりだろうし、能率も上がらない。


10月後半に旅行に行くまでは、確かにいろいろやろうと思っていた。
旅行に行ったあと、その後の一週間は結構授業をさぼった。二つほど予定外の欠席をした。
レポートも提出できていない。
あの辺から多少おかしくなったのかもしれない。
旅行で緊張の箍(たが)が外れたのだと思う。
たぶん、あの三日間で「勉強への意欲」というのもどこかにすっ飛んだ。
物理学をやろうだとか、数学をやろうだとか、そういう意識もふっとんだ。
重なってくる実験レポートがそれに拍車をかけたのもあるだろう。


そうやって、日々、水割りを夕方から飲む今の自分が出来上がりである。
毎日煙草を吸って、だらだらとネットの動画を見て時間を過ごす。
とても楽ではあるが、ときどきもう一人の自分が何かを言う。
それでいらいらし始める。


精神的には確実に悪い方向へ向かっている。この調子でいけば退学まっしぐらである。
生活習慣から根本的に修正しなければならない。
願わくば、今学期を振り返って、10月後半の20日周辺から11月の前半の今まで一番悪い精神状態の中に過ごしていた、
あれは危なかったと思えていればよいのだが、
退学になった後に、あの周辺から魔に心をとらわれて、にっちもさっちもいかなくなり、退学のシナリオが始まっていたのか、
と振り返るのはやはりきつい。
おまけに退学になった後、さて自分はどこにいけばよいのかと、25歳という自分の年齢を考えながら、
アルバイトでもするわけだから、そちらのほうもなかなかやばい。


多分、ここで「こんなところでやってられるかー!」と日々だらだらするよりも、
「地道に頑張ろう」ということで、日々レポートなりなんなり書いていったほうが、はるかに懸命であると思う。
後先考えないわけだから・・・。


キャリア教育で、「12月から●ナビオープン」などということが盛大に言われているけど、
私はあのキャリア教育の授業を聞きながら、一方で自分は自分のことをするしかないと苦しいながらも考えるしかない。
「皆がやってますよー」といわれると実際なかなかきついのであるが、しかしそうはいってもという話である。
とりあえずは一つレポート出さないと。半導体のレポートをやろう。