4級昇級!

レート 1153   対局数 1642 勝 747 敗 893 分 2 勝率0.455



只今、将棋24で4級に昇級した。
9/5に上級昇格したので、一週間程度で4級へ昇級。


5級への昇級のときは、おおよそ2か月程度かかったはずなのに、
5級から4級までは一週間。
大体1000周辺に、大きな断層というものがある。
あるいは潮目というか。


1000周辺というのは、上級から落ちてきた人間と、中級から上がってきた人間によって
何か潮目のようなものができるのである。
上から落ちてくる人間と、下から上がってくる人間がいるというのは、どのレートでも同じなのであるが、
それが摩擦しあい、渦を巻くのである。(あの周辺は特に)


それを超えるためには、たとえば終盤を強くしたりだとか(詰将棋を解いたり)、
中盤の捌きがうまくなるだとか、何かしら起爆剤のようなものがいるのである。
1000周辺だけがその大きな断層というものを持っていて、それを乗り越えたら
レートと棋力の織りなす勾配というのは、非常になだらかになる。


なぜなだらかになるかといえば、1000周辺を乗り切れるような実力から、さらにもう一段飛躍するということを
考えたときに、それが非常に難しいからであろう。
それが何かはわからないのだが、同じようなレベルの人間が、ただ勝ったり負けたりしているゾーンというのがある。
絶対勝てないレベルの差が、たとえば低級者と中級者の間にはあったりするわけであるが、
この辺りはそういうものがなく、それによってただのレートの勾配が広がっているだけで、
棋力の差はそれほどない。
だから一週間で昇級などということも起こる代わりに、
1000程度まで、悪ければ950程度まで急降下したりするのである。


それでも1153まで更新して、今日は4級になった。
4級ともなると、あと残るのは3級、2級、1級と有段というのが随分近付いたような気がする。
偉くなったような気もする。
ただ一方で、24を始めてからどれくらい棋力があがったかと考えると、
7か月前の私は穴熊も角換わりも知らないし、棋士も羽生氏くらいしか知らない人間であったことを考えると
随分強くなったのではないかとは思うのだが、しかし一方で何が変わったかと何も変わらない。
ただ「将棋が多少巧くなった」という感じはあるのだが、「それに伴い何かが自分の中で変化した」というものはない。


昔、弓をやっていたときは、結構自分というものが変わる瞬間というのがあったが、
私が年老いてしまったので、そのような純粋な瞬間に出会えないのか、
それとも,そもそもそれ自体がないのかもしれない。
ネット将棋というものは、そういうものなのか。


もしかしたら一年もたたないで、初段に到達することは可能かもしれないと考え始めた。
とりあえず初段になるには、詰将棋と寄せの本をなるべく有機的に統合し、
さらにその精度がなるだけ高ければ、到達可能な範囲であると思う。
あとはドリルをコツコツやり、それを実践できれいに出力されるように、練磨していくだけの作業であると思う。
とりあえずそこまで行ってみよう。
この三冊、もしかしたらプラスアルファ詰将棋の本もう一冊を完成させた暁には、
おそらく初段にいるであろう。
トイレの中でのみ、取り組むことにする。
対局数も落とそうかな、毎回言っているけど。


寄せの手筋200 (最強将棋レクチャーブックス)

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美濃崩し200 (最強将棋レクチャーブックス)

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とりあえずこの三つは基本書で、あとの本は参考程度。
やるかやらないかは分からない。
おそらくこの三冊、あとは羽生氏の本を読めば、初段くらいは行けるだろうと
勝手に予測している。


マイコミ将棋文庫SP 将棋・ひと目の必死

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上達するヒント (最強将棋レクチャーブックス(3))

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ザ・必死―これが終盤の定跡だ (MYCOM将棋文庫)

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