米長氏

米長さんがニコ生でアマチュア相手に打つということで、今日もニコ生をみた。
羽生さんの放送もみた。


米長さんは、将棋番組みてもなんといっても話術が凄い。
人の心をつかむようなしゃべり方である。
人をほめるというのがとても上手である。
なんというか話を聞きたくなってしまうご老人である。


私が年をとったらあのように穏やかな人でいられるだろうか。
しゃべり方や容姿から分かるように、良い年の取り方をしている。


米長さんは「過去を反省して喧嘩しない。喧嘩するのは未来だ」といっていた。
最近は非常に気持ちが滅入っていたので、なんだか救われたような気がした。
米長さんによれば、心の闇などは過去と喧嘩することによって生じるのだそうである。
過去にこだわり、自分という人間を束縛するわけだからその通りなのだろう。
私も過去にこだわり、今の自分自身を取り巻く環境が嫌で嫌でしかたがなかったのだが、
なんとか過去と和解し、今は今として生きていこうと思う。
ここ何年もかなり過去に依存した人生を送ってきたような気がする。


羽生さんも米長さんも非常に人当たりの良い人で、私もああいう風になれたらと思う。
魅力的な人はやはり違う。


しかし、今日も将棋をやったが、連敗に次ぐ連敗である。
「ほんとに勝てる穴熊」を読んだ直後は連勝したのだが、(自分でも驚くほど)
いまや見る影もない。13級までレートが落ちてしまった。
しかもレートが落ちると、信じられない手をさしてくるので、余計にわからなくなるという
悪循環に陥る。
昨日の朝の一局でミスをして以来、なにか注意力散漫である。
kifu for windowsで保存したいという棋譜もなかった。
困ったものである。
穴熊指しているけれど、何にしても指しこなせていない。
やられてポイントはぼやぼや分かり始めたが、なかなか難しい。
居飛車矢倉とかに変更しようか。
こんなことやると、また不調に陥るのかもしれないが。