やられちまった悲しみに

今日は研究室の仲間に借りていたノートを返しに学校へ。
その時、掲示板を見て電磁波の講義の単位を落としていることを知った。
必修であり、これがないと卒業ができない。
運悪く今年は追試をしないという。今まで毎年追試はあったのだが、なぜだか今年はしないと講義で言っていた。
久しぶりに「退学の危機」に直面している。
とにかく説得して追試をさせなければならない。
前の後期に「退学になりかけた」なんていうのは何度か体験していて、耐性というのは多少はついているとは思うが、
やはり気分がよいものではない。
追試さえあれば、普通通りもう一度チャンスはあるのだが。
しばらく、喫緊の用事が二件ほどあるので、そちらの二件が終わり次第、教員に直談判に行くつもりであるが、
しかしながら、気持ちが落ちている。


そういえば、ある教員によれば、本当に退学になるとき学校側からは電話がかかってくるらしい。
今のところそれはないのだから、前向きに頑張ればよいのだが、一つでもこういう卒業できない可能性というのがあると、
なかなか気持ちが前に向かないものである。
常識的に考えれば、毎年多くの人間が落とす科目だから、追試はあるはず。
だけれど、そういう常識で考えて自分を納得させようとも、落ち込んだ心はなかなか元には戻らない。


今学期はもうすぐ終わるわけだけど、毎度毎度、何かしらトラブルが持ち上がってくるなぁ。
普段怠けているからだろうとは思うが。
前の学期は実験レポートで退学になりそうになったし、事実、あと一歩で退学だったとは知り合いの教員から聞いた。
いまだに同じようなことをしている私はつくづく進歩のない人間である。


元気出して、喫緊の二件にとりあえず取り組んで、悩むのはそれからでもよいだろう。
どうせ退学になるんだったら、一週間遅かったり早かったりしても、別段変わりはないわけで。
前の後期も思ったけど、いざ「退学」という事実を目の前まで持ってこられるとやはりビビる。
目の前まで持ってこられないと、私はわからないらしい。頭が悪いのだろう。


ブログに弱音を書くと、少しばかりすっきりもする。
大学院の前に、そもそも卒業できへんかもなぁ。
そんな予感も結構ある。
折角、進級したのにねぇ。
路頭に迷うかもなぁ・・・。